Easy Lover
Easy Lover という曲があります。まだアナログの時代にフィリップ・ベイリーとフィル・コリンズのボーカルで大ヒットになった曲です。これがフィリップ・ベイリーがボーカルだった関係で?アースウインド&ファイアのCDに入っています。
聴いてみましたが、アナログ時代にビッグシングルで聴いたこの曲のかっこよさが7割減くらいになっています。別に音程が狂っているとかノイズが入っているわけではありません。空間に音がぱっと広がる感じとか音の広がりがなくて音が小さくまとまってかっこよくないのです。変な話ですが、アナログをデジタル変換する時にこれは大失敗しているんではないかと思いました。曲がかわいそうというかアナログの音を知っているだけにこの音は認めがたい。
別バージョンを捜してみるとe-onkyoにハイレゾがありました。フィル・コリンズのシングル曲を集めたものです。
ハイレゾと言っても24Bit44.1kHzです。サンプリング周波数は上がっていません。ただしノーマルflacの他にMQAがありました。私は普通96kHzより下のサンプリングのMQAを買いません。そこが人間の感覚に時間軸情報が正しいと認識させることができるできないの境目だからです。
ですが今回はMQAを買う事にしました。MQAのマスタリングを行うチームはAD変換に問題があればそのコンバータまでさかのぼって補正を行うというのをどこかで読んだからです。
購入して聴いてみると音はまずまず。かっこよさが10割と言わないでも7割くらい復活した感じです。この曲に関してはまずまずです。このアルバムは音源が結構寄せ集めなので曲によってサンプリング周波数が変わったり質の上下があるのですがその中ではいいという印象です。
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