optane memory を使って感じた事 (雑記)(後編)
使うDAPがiBasso DX160になりましたが、ここでNVMeSSDが使えなくなりました。消費電力が大きすぎてDX160のバッテリーでは使えません。
黒のはSATASSDのケースですが、こちらは使えました。
DX160ではSATASSDを使う事にしたのですが、ここで本来の「音の情報量」について振り返ると、OTGSSDでは音場の変化があり、左右端の音がはっきり聴こえるというのは情報量の増加と言えなくもありませんが、まだはっきりしたものではありません。
接続スピードと音の情報量にはさほど関係がないかと思いましたが、新しいメモリを試してみてその考えが変わりました。optane memory を使い始めたからです。
optane memory の消費電力は3.5W。どうにかDX160 で使えるので上の透明なNVMe用ケースに入れて使ってみました。
optane memoryはoptane SSDと紛らわしいですが、本来のストレージではなくPCに入れてHDDやSSDを高速化するのに使う特殊なキャッシュメモリです。ストレージとして使うとランダムリードが非常に速く書き換えに強い特性があります。容量が小さい(私のは32GByte)のが玉に傷ですが、音楽用ファイルを置くストレージとしては特に高性能です。
上がベンチマークの結果ですが、特にcue1 thread1のランダムメモリの値は通常のNVMeSSDより高速です。
問題は音の変化ですが、私の耳には従来より明らかに情報量が増えたように感じられました。また特に低域のレスポンスが高速で音が重なっても濁りません。
音が濃いとはよく使われる表現ですが、このoptane memoryは真空管やらアンプ類は全く使いませんがより音が濃く感じられます。
仕組みはよくわかりませんが、アンプ等を使わないで情報量を多くする方向でこれからも試して行こうと思います。LCDi4用の4.4mmケーブルもようやくまともなものを作ってもらったので一段落です。
これで正しかろうと思っても常に疑ってかかる性格なのでoptane memoryを使ったOTGもまだ本当だろうか と疑いながら検証していきます。
コメント