スマホを使い始めた

 長いことスマホを遠ざけてきたが、ここ1~2年公共機関の受け付ける申し込みとかインターネット接続の手続きまでスマホが必須になってきたので使い始めた。

 今まで使わなかった理由は簡単だ。電車や街中でスマホを見続けている人間を見るのもいやだし、自分がそういう有様になるのはもっといやだからだ。

使い始めてスマホに依存するように仕組みが出来上がっている事、依存する人間が出てもこれは仕方ないと納得できた。

今はもう良し悪しを問う以前に生活に必須になってしまったスマホだが、この技術についての評価をするようなところはないのだろうか。

このご時世 持続可能性とかもう陳腐化しながらもあちこちでよく言われる言葉だが、スマホという技術は未来の人類が使うべき資源を食いつぶす最たるものだと思う。持続的ではないものの代表だろうと思っている。

端末だけの話ではない。夥しい数作られ、街中によく見るアンテナの付いた携帯無線基地局。あれを建設、維持するのにどれだけの資金と資源が使われているのだろう?あれが無ければ携帯、スマホはつながらないし、高速にできないという事だ。

もちろん無線のままつなぐわけではない。基地局でひろった携帯やスマホの電波はすぐ有線のネットワークを通じて接続される。有線に落とすまでのつなぎにあれだけ多くの基地局を必要とするのだ。

初期携帯電話の料金が高かったことも納得できるというものだが、そこまで投資してつなぐべき価値が携帯やスマホにあるのだろうか?
 

 電話をつなげるという事の意味は一応わかる。だがインターネット接続や最近は動画視聴までスマホでやる意味があるのか?一応見たことにはなるのだろうが、大きな画面で見た時とは印象が違う。質が違うのだ。

地図データを見ながら歩くというのは一応わかる。だが事前にインターネットを使って調べてプリントアウトなり画像データに落として持ち歩くので事足りそうにも思える。必要ないデータ転送量を垂れ流している感は否めない。

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